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あなたの周りに、キレやすい人はいませんか?

あるいは、あなた自身がキレやすくなってはいませんか?

こちらでは、キレやすい人の特徴や原因、脳との関わりや対処法などについて、ご紹介していきたいと思います。

キレやすい人の特徴は?

キレるとは、些細な出来事がきっかけで怒りの衝動が抑えられなくなり、突発的に怒鳴る、罵倒する、非難するなどの暴言を相手に向けてしまうことをいいます。

場合によっては、それが暴力に発展することもあります。

暴言・暴力のどちらも相手に大きな被害をもたらしますので、キレやすい人はパワハラ・モラハラの加害者になりやすいといえるでしょう。

また、このような言動や態度をくり返すことで、家族や友人、恋人やパートナー、同僚や上司・部下との間に大きな亀裂を生み、相手との関係が破綻する可能性もあります。



キレやすい人が身近にいると、いつも脅かされているような気分になり、いつ爆発するかと腫れ物に触るように反応するようになります。

または、扱いにくい面倒な人と感じられるので、距離を置きたくなるでしょう。

キレやすい人は、このように周囲にとっては厄介な癖を持った人と思われやすくなります。

一般的に、キレやすい人にはこのような特徴が見られます。

□ 普段からコロコロと気分が入れ替わる
□ 好き嫌いが激しい
□ 自分が優位に立たないと気が済まない
□ 違う物の見方を受け入れられない
□ おだてに乗りやすい
□ 気が小さい
□ 画一的な思考の持ち主


キレやすい人も困っている?

キレやすい人は、自分では抑えきれない衝動に我を忘れてしまい、何度も問題行動をくり返しては、自分の起こしたことを後悔する、という悪循環に陥っている場合も多いもの。

衝動に身を任せてしまったために大切な友人や恋人、家族を失ったり、職場での信用を失ったりと、本人もその癖に困り果てているという声も聞かれます。

キレやすい人は、暴言・暴力によりフラストレーションを発散しますが、その後はっと我に返ることも多いようです。

そして、「相手に悪いことをした」「恥ずかしいことをした」という思いが押し寄せ、「あの時はごめんなさい」「もうしません」などと、殊勝な態度を見せることもあります。

これは、「妻に対してDVを働いた後に、平謝りしてくる夫」という図式にも当てはまる、よくあるパターンです。

本人は「もうしない」とその時は固く誓うのですが、同じような場面があるとまたこのパターンをくり返してしまいます。

本人もこのキレやすい癖を治したいと思っているのですが、どうすれば良いのかわからず、周囲から警戒されてしまい、孤立してしまうことも多いものです。

本人や周囲は、キレやすい原因は「性格」によるものと考えていますが、実はその原因は「脳」にもヒントがあるのです。

キレやすい原因とは?

キレやすくなる原因には、本人が生まれ持った性質や生育環境が影響しているものです。

キレやすい人の特徴として、脳の前頭前野が未発達であるという原因が指摘されています。

脳の前頭前野は想像力を司っており、欲望や感情を抑える機能を持っています。

この前頭前野は脳の発達の中でも最後に成長し、10代の終わりまで発達し続けるとされ、人間が人間らしさを発揮する上で最も重要な役割を担っています。

人間らしさとは、他者に対する思いやりを持ち、周囲との調和を図ること、全体の中で自分がどう行動するとよいかを想定し、調整する能力のことです。

脳の前頭前野が正常にはたらいている時、人は感情をコントロールすることができます。

相手や状況に合わせて「今は怒りを表現しないでおこう」などと臨機応変に反応し、いわゆる「空気を読む」ことができるようになります。

しかし、この前頭前野が未発達だと想像力が働かず、後先を考えずにその場その場の衝動に流され、感情の爆発が起こりやすくなってしまいます。

この時、脳の中でも本能を司る大脳辺縁系の働きが優位になることから、衝動を抑えきれず瞬間的に行動に移ってしまうのです。

そのため、「空気が読めない」状態に陥ってしまいます。

大脳辺縁系の働きが優位になりキレやすい状態とは、「闘牛」に例えるとわかりやすいかもしれません。

闘牛は赤い色を見ると激しい攻撃本能が刺激され、そちらに向かって突進していきます。

一度その本能にスイッチが入ったら、簡単に止めることはできません。

それは、対象となる物をやっつけるか、または一定の時間が経つまでは鎮まりません。

また、アスペルガー症候群ADHD(注意欠陥多動性障害)といった発達障害を持っている場合も、些細なことがきっかけでパニックを起こし、それがキレやすさとして表れることがあります。

この場合も脳の前頭前野の発達が阻害されているために、想像力が持ちにくく、社会性やコミュニケーションに問題が起こりやすいとされています。

また、心理学的に言うと、コンプレックス(劣等感)が強いとよりキレやすくなることが知られています。

劣等感を持っていると、それを隠そうとしてプライドが高い性格傾向が表れます。

そして、ひょんなことで自分がバカにされたと感じると、感情の抑えが利かなくなり、キレてしまうのです。

この場合、相手が必ずしもバカにしたとは限らないのですが、ちょっとした言動や行動が劣等感を刺激し、本人が「バカにされた」と感じると、感情の爆発が起こってしまいます。

さらに、子どもの頃から自分が気に入らない状況や相手に対し、キレる(癇癪を起こす)ことで思い通りにしてきた経験があると、それが脳に刷り込まれ、大人になっても同じような行動を取り、状況や相手を支配しようとします。

もし相手が自分にとって気に入らないことを言ってきたら、キレて威嚇し、黙らせることで自分の思い通りに振る舞うことができると学習しているのです。






キレやすい性格を治したい時は?

キレやすい癖を治したいという時は、これまでに述べたような特徴や原因について、本人が知っておく、自覚するということがまずは第一歩になるでしょう。

また、キレやすくなっている時は、普段からストレスを溜め込み、うまく感情エネルギーが発散しきれていないことも一因といえます。

キレやすい人は、本能的な衝動の部分が勝っているので、内に溜め込んだエネルギーを上手に発散することが大切です。

そのために、普段から運動を習慣にする、大きな声を出すなどに加え、呼吸法やヨガ、武道、ダンスなど、心身を統一させるようなエクササイズも有効です。

また、おおらかな物の見方ができるよう、偉人の書いた本を読むなどして視野を広げ、脳を活性化することも良いでしょう。

そして、現代人はパソコンやスマホ、ゲームなどの習慣により、脳が疲労し、ストレスが溜まりやすい状況に陥りやすくなっています。

これらの習慣を見直し、メリハリのある健康的な生活を心がけることも大切です。

積極的に休みを取り、自然と触れ合うことも助けになるでしょう。

食事を見直す

脳の緊張やストレスを和らげ、バランスを取るために欠かせないのが、脳内ホルモンのセロトニンです。

セロトニンは脳の前頭前野にも影響し、リラックスや幸福感をもたらす作用があるとされています。

キレやすい人は普段からセロトニンを増やし、脳を活性化させる食事を心がけると良いでしょう。

セロトニンはトリプトファンというアミノ酸から生成されますので、なるべく偏食を避け、トリプトファンを多く含む食品をバランス良く摂るのが効果的です。

→ セロトニンを増やす食べ物についてはこちら

セロトニンのサプリメントを摂る

管理人も時々愛用していますが、毎日の生活習慣にプラスして、セロトニンのサプリメントを補給することも効果的です。

この方法は、「セロトニンが脳に行き渡った状態」を体験できるため、精神が安定している状態、幸福感を味わう状態に入りやすくなります。

脳の興奮を鎮めたい時、ストレスにより気分や体調がすぐれない時、大事な面接やプレゼンテーションなど、大事な場面に臨む前には、こうしたサプリメントを積極的に活用するのもひとつです。

特にドリンクタイプは吸収しやすいために効果が実感しやすく、ふわ~っとした感覚と共に、深いリラックス感が得られるのが特徴です。

→ セロトニンサプリメント・マインドガードを実際に試した口コミ体験談はこちら

→ セロトニンサプリメント・Suyatto ハーブの休息を実際に試した口コミ体験談はこちら

現代人は栄養が偏りがちな食事や不規則な生活習慣、またIT技術の発達や競争社会によるストレスで、脳が疲れ、キレやすい人が増えているといえます。

また、人間関係が希薄になり、子育ても昔とは状況が異なり、親も子もストレスが溜まりやすくなってセロトニンが不足しがちです。

私たちみんなが上手にストレスを発散しながら、余裕を持った生き方を見直していくことがキレやすい人を減らすことにつながるのではないでしょうか。