脳内物質であるドーパミンは快楽を感じること、またセロトニンは幸福感に関係しているといわれています。
ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質は、人間の体内では合成できないので、脳の中にこれらの「幸せ物質」を増やすには、たんぱく質を食べ物として摂取することが必要です。
ですが、たんぱく質を食べただけでは、ドーパミンやセロトニンを脳内に送り込むことはできません。
たんぱく質を摂取すると、カルシウムとビタミンC、そして胃液のはたらきによって分解され、アミノ酸になります。
その中のフェニルアラニンというアミノ酸がビタミンB3(ナイアシン)、葉酸、鉄、ビタミンB6の力を借りてドーパミンになり、トリプトファンというアミノ酸が同じくビタミンB3(ナイアシン)、葉酸、鉄、ビタミンB6の力を借りてセロトニンになります。
また、グルタミンというアミノ酸がビタミンB3、ビタミンB6の力を借りて、GABA(ギャバ)という抑制性の神経伝達物質になります。
じつは、この過程で重要なはたらきをしているビタミンB群、葉酸などの産生には、腸内細菌が大きく関わっています。
たくさんの腸内細菌がバランスよく腸内に存在していないと、脳内に「幸せ物質」が増えないことになるのです。
実際に、うつ病などの心の病に苦しんでいる人の腸内細菌は少なく、バランスも崩れていることがわかっています。
私たちの免疫力のおよそ70%は腸内細菌が握っており、この免疫力を高めるには穀類、豆類、野菜類などの植物性食品、特に腸内細菌が住みやすい環境を作り、そのエサとなる食物繊維を多く摂ることが必要なのです。
そして、不眠やうつなどの心の病を改善するためには、免疫力を高めることが大切です。
生活面でのストレスを避けることや、気分をリラックスさせるように心がけることも、その助けとなります。
また、補助としてセロトニンの分泌を高め、ビタミンやミネラル類を補給する栄養サプリメントを摂ることも良い方法ですね。
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