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不眠症、睡眠障害についてのテレビ番組を見ていたら、光療法(ライトセラピー)を行って症状を改善した例を取り上げていましたので、こちらにその内容をご紹介したいと思います。

登場したのは、25歳の男性。薬学部の学生とのことです。

彼は、高校生の頃から夜更かしなどをするようになり、体調がすぐれなくなりました。

大学に入り、一人暮らしを始めるとさらに生活は不規則になり、夕方まで寝ているような生活になりました。
大学にもあまり行かなくなり、家で過ごすのがほとんどの毎日だったそうです。

体調もさらに悪化したので、とうとう精神科を受診することになったのですが、そこで下された診断は「うつ病」。

治療のために、何種類もの薬を出されました。

しかし、どの薬も効いているのかいないのかよくわからない、という状態になってしまったそうです。

それから医師とさらに相談していた時、睡眠障害について指摘され、医師のすすめにより、光療法(ライトセラピー)を受けることになりました。

この光療法(ライトセラピー)を自宅で毎日つづけたところ、彼の起床と就寝の時間帯が改善し、健康を取り戻すことができたそうです。

この光療法(ライトセラピー)ですが、2500~10000ルクス(通常の室内の明るさは100~400ルクス)の人工光の装置(電気スタンドのような装置)で光を照射するものです。

照射中は音楽を聴いたり、読書や軽い手作業などをしながら、1分に数秒程度光源を直視します。
この間は、目を閉じたり、眠ったりしないように注意が必要です。

これを1回30~120分程度、朝(午前中)または夕方の決まった時間に行うそうです。

7~10日間連続して光療法を行い、有効であれば、継続して行っていきます。

また、これはうつ病の治療の補助としても用いられている療法だそうです。

光を浴びることで脳内のセロトニンが活性化され、夜は自然にメラトニンが分泌されるようになるといいます。

これらのしくみにより、彼は不眠症を改善することができたのです。

眠りに悩んでいる方には、光療法(ライトセラピー)は有効な方法のひとつといえるでしょう。